福岡県大川市にございます農園、is.farm(アイズファーム)です。
春が旬のアスパラガス。
味にクセがなく、いろいろな料理と相性がいいほか、お弁当の隙間を埋めたいときや、夕食にもう一品付けたいときに助かる野菜です。
スーパーや産直市場などでたくさん手に入れたときは、できるだけ長く保存しておきたいかもしれません。
今回は、冷蔵庫で長く保存する方法と、冷凍保存がおすすめできない理由についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
■ アスパラガスを冷蔵庫で保存する方法
アスパラガスは2.5度ほどの環境で保存すると長持ちしやすく、温度が高めに設定されている野菜室よりも、通常の冷蔵室で保存するのが向いています。
空の牛乳パックやコップの底に濡らしたキッチンペーパーを入れて、アスパラガスの根っこが下になるように立てて保存してください。
アスパラガスはほとんどが水分でできているので、乾燥を避けることが大事です。
全体を濡らしたキッチンペーパーで包み、ジップバッグに入れて保存するのもおすすめです。
横にすると、穂先が起き上がろうとエネルギーを使うため、縦にしたほうが長持ちします。
なお、乾燥して干からびたようになったときは、3~6時間切り口を水に浸すと復活します。
どちらにしても、あまり長期保存には向かない野菜なので、1週間以内に食べきるようにしてみてくださいね。
■ アスパラガスの冷凍しないほうがいい?
アスパラガスは冷凍保存する方法もありますが、食感が落ちやすいので、こちらではおすすめいたしません。
お家で冷凍して食品保存することを「ホームフリージング」と言いますが、アスパラガスはこちらに向いているとは言い難いからです。
日本の冷蔵庫は、冷凍室の温度が-18度以下と決められており、アイスクリームや冷凍食品などの保存に適した設計になっています。
対して、食材の細胞を壊さずに冷凍するには-30度以下で急速冷凍しないといけません。
-18度ではゆっくりと凍結していくために、氷の結晶が大きくなって食材の細胞を壊し、解凍すると質の落ちた状態になる可能性があります。
パン、ごはん、乾燥したものや加熱調理済みのものなら、冷凍してもあまり味が落ちることはありません。
しかし、水分量の多く細胞組織のしっかりとしたものは、おいしさや栄養が落ちやすいです。
アスパラガスは水分量の多い野菜のため、避けたほうが無難でしょう。
■ アスパラガスの下処理方法
アスパラガスを調理する際は、事前に下処理をしましょう。
根元を1~2mmほど切り落としてから、根元から半分~3分の1の長さまで、表面の皮をピーラーで剥きます。
旬の時期にできたものはやわらかいので、3cmほどの長さまで皮をむけばOKです。
ゆでる場合は、時間が長いと栄養が抜けてしまうので、切らずに1分ほどゆでることをおすすめします。
■ is.farmではアスパラガスのご注文を受付中!
is.farm(アイズファーム)は、福岡県大川市にございます農園です。
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アスパラガスは、細め・太め・ミックスの3つの種類を、1kgよりご注文可能です。
初回のお客様には、お試し価格としてミックス1kgを2,000円より承っております。
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■ まとめ
アスパラガスは乾燥に弱く、低温保存が向いているため、根元を湿らせた状態で冷蔵庫に保存しましょう。
冷凍保存も不可能ではありませんが、味が落ちたりふにゃふにゃになったりするため、おいしく食べるなら避けたほうがいいです。
根元の皮は繊維が硬く、口当たりが悪いので、ある程度むいてから調理してみてください。